矯正歯科

矯正治療の必要性・目的

矯正治療というと前歯の歯並びをきれいにするとイメージが強いですが、かじはら歯科医院では審美的な目的だけではなく、機能美を達成するために矯正治療をお勧めしています。 つまり、顎を動かす関節が安定して動き、関節に付随する筋肉、靭帯がバランスよく活動でき、咀嚼という生きていくうえで必要な機能を支障なく営むことができることが最大の目的です。

歯並びや咬み合わせが悪いと顎の関節にも症状が出たり、左右で噛む力のバランスが違う状態になったり、歯に過剰な負担がかかりさまざまな問題を引き起こしたり、ブラッシングすることが難しく歯周病や虫歯になりやすい状態になったり、最悪の場合では歯を失う原因にもなりうるのです。 そのような状況を起こさないためにも歯並びや咬み合わせの状態をよくしておく必要があるのです。

治療の流れ

かじはら歯科医院での矯正治療の流れは大きく3段階に分けております。
診査診断ではレントゲンやCT撮影、顔貌やスマイルの写真撮影、矯正のための模型作りや顎の運動記録検査を行います。

そして診断や治療方法のご説明を行った後、本格的に矯正治療を開始いたします。
       
        矯正のための検査、診断  
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        矯正治療の診断結果、治療方法の説明
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        矯正治療第一ステップ(レベリング)
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        矯正治療第二ステップ(本格的な動的期間)
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        矯正治療第三ステップ(咬み合わせ確立、微調整)
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        矯正治療メンテナンス(保定、経過観察)
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        必要に応じ修復治療(かぶせや詰め物の治療)

大人の矯正と子供の矯正

かじはら歯科医院での矯正治療は主に大人の矯正つまり成人矯正を行います。子供さまの矯正治療は矯正専門医の方をご紹介することが多いです。
 

大人と子供の矯正治療で大きく違うところは、顎の発育成長が大人はほとんどないことです。

子供の矯正の場合は顎の成長発育を見ながら矯正治療を行いますが、大人の場合は成長発育はほとんど止まっている状態のため決まった顎の大きさの中で歯の位置を動かしていかなければなりません。そのため歯並びを改善する場合、ほとんどのケースで抜歯する歯が必要になります。
 ただ逆に成長がないため、子供の矯正治療期間よりは矯正治療期間は短くなります。 個人差はありますが、平均的な成人矯正治療期間は約3年ぐらいと言われています。
 また年齢も大きく関わってきます。ご高齢になればなるほど歯は動かしにくい状態になっていきますので、成人でもできるだけ若い方のほうが矯正治療には有利だと言えます。

矯正用のインプラント

現在は矯正治療のためのインプラント(TAD's)がございます。

一昔前にはなかった矯正のための治療手段ですが、このインプラントにより本来困難と考えられていた歯の動きがかなりできるようになってきています。かじはら歯科医院では必要な場合矯正用のインプラントを使用して、矯正治療を進めていくことをお勧めしています。
 このインプラントは歯が無くなって、顎の骨の中に埋めるインプラントとは違い 矯正治療が終了した際には、撤去できるものです。 

保定装置(リテーナー)

矯正治療が終了した後、後戻りという現象を防ぐために保定装置を装着して経過観察を行っていきます。

さまざまな形のものがありますが、患者様の状態に応じて装置を選び装着していただきます。
 

部分矯正(LOT)

お口の中全体、つまり1口腔単位での矯正治療が本来の矯正ですが、場合により一部分だけの矯正治療も行っています。
たとえば歯茎の中に健全歯質が埋まっており、土台をそのままの状態では築造できないような歯牙の場合、根を引き上げて歯茎の上に健全歯質を出してから土台を作ります。
あるいは、傾いた歯をそのまま削ってかぶせにすると神経に対する治療が必要になるほど削る必要があったりするため、歯へのダメージを少なくするためにまっすぐに歯を立て直したりする矯正治療です。この場合も必要に応じ矯正用のインプラントを使用します。